私の原点、フルーツバスケット
はじめまして。ことはです。
記念すべき初記事。
何を書こうかと考えて迷った結果、好きな漫画・アニメについて書くことにしました。
小・中学生の頃に一番好きだった作品、高屋奈月先生の『フルーツバスケット』。
全編アニメ化が決定し、2019年4月より新シリーズとしてアニメも放送されている人気少女漫画です。
「あ、知ってる。大好き!」って思った方、一緒です。私も大好きです。
知らないって思った方、タイトルは知っているけど、読んだこと・見たことがない方、もしもこの記事で興味を持ってくださったら、漫画を読んでみてください。
私が「読んで!」と頼むのも烏滸がましいくらい良い作品です。
フルーツバスケットとの出会い
私がこの作品に出会ったのは小学生の頃、当時、木曜日夕方に放送されていたアニメ『フルーツバスケット』(略して『フルバ』)を見たのがきっかけでした。
うろ覚えですが、アニメを見始めたのは友人が勧めてくれたからだったかもしれません。
アニメをみて、学校で友人と『フルバ』の話をして、第一話から知るために友人と本屋へ行き、一巻を買いました。
そうしたら原作の漫画が面白くて。
当時は既に数巻出版されていたので、最新巻に追いつくまで地道に買い揃えました。買い揃えるまでのワクワク感、放送日を待ち遠しいと思う高揚感は今も覚えています。
『フルバ』のあらすじ
話の冒頭で、高校生の透くんはテント暮らし、唯一の家族、母親の今日子さんは他界していることを知ります。お世辞にも良い暮らしではないのですが、透くんは前向きで頑張り屋です。
実は、透くんがテントを張った場所は同級生の草摩くんの家の敷地内。ひょんなことから草摩家に居候することになります。
物語が進むにつれ、透くんは、草摩一族が縛られてきたある呪いについて知ることになるのです。
『フルバ』の魅力
作品の何がそこまで惹きつけたのか、私なりに考えました。
絵が好きとか、キャラが可愛い・格好良いとか、諸々ありますが、ここでは以下の2つを挙げたいと思います。
- 各キャラクターのセリフの数々。大人になって読み返してみても深みのあるセリフが多いです。
- 2001年に放送したアニメの主題歌を歌っている岡崎律子さんの曲。この寄り添ってくれる優しい声と歌詞に何度救われてきたことか。
【魅力1】各キャラクターのセリフの数々
『フルバ』のキャラクターはそれぞれが個性的で、各々の思いを抱えて生きています。物語もいつも明るく楽しい訳ではなく、シリアスで暗い部分も多いです。
物語の設定として現実離れしてる部分もありますが、感情面はとてもリアルに丁寧に描かれています。だからこそ、キャラクターのある言葉が救いになったり、ある言葉が自分の普段の行動について考えさせられます。
恋愛についても描かれますが、それ以外にも学校生活のことや、友人のこと、親が子どもにこう育って欲しいと願うこと、家庭内のことなど、様々な内容が描かれている作品です。
【魅力2】岡崎律子さんの曲
2001年に放送されたアニメの主題歌は岡崎律子さんが歌っています。原作についての魅力を書くのではないのか、とツッコミが入る気もしますが、この歌が本当に雰囲気が合っているんです。
特にOP曲の『For フルーツバスケット』の歌詞、
“生まれ変わることはできないよ。でも、変わってはいけるから。”
曲『For フルーツバスケット』より引用。作詞・曲:岡崎律子 編曲:村山達哉
は何度聞いても、何度口ずさんでも、大丈夫だよと包んでくれます。
アルバム『フルーツバスケット-四季-』にはオープニング・エンディングテーマや岡崎律子さんの書き下ろし楽曲、アニメBGMのシンフォニックバージョンなどが収録されておりオススメです。
また、2019年4月より放送している新アニメのオープニング曲Beverlyさんの『Again』、エンディング曲ビッケブランカさんの『Lucky Ending』も穏やかな雰囲気がマッチしています。
まだ知らない人にオススメをするとしたら…
もし、まだ知らない方にオススメすると考えると、まず中学生くらいの女の子にオススメしたいです。
主人公も高校生というのもあり、年代的に近いので入りやすいと思います。
男性の場合はある程度、恋愛もののアニメなどに抵抗のない人がいいかもしれません。
例えば、少女漫画が苦手とか、ファンタジーな設定が苦手とか、主人公が良い子過ぎて苦手と言われてしまったら、オススメはできないと思います。
それは好みの問題なので、無理強いはできません。
ただもし読んだら、必ず温かい気持ちになれる瞬間があると思います。
最後に
初記事は『フルーツバスケット』について少し書きました。
たくさんある魅力のうちほんの少ししか書けないことが歯がゆく、自分の文章力の無さが悔しいです。
折角、新しくアニメもスタートしたので、2019年現在の小・中学生、高校生、大学生にもたくさん知ってもらえたら良いなと、いちファンとして願っています。